最近の話題 2021年2月6日

1.Xiaomiが全面スクリーンでポートも無いコンセプトスマホを発表

  2021年2月5日のThe RegisterがXiaomiの全面スクリーンでポートなどの開口部の全くないスマホをコンセプトスマホとして展示したと報じています。

  スクリーンは,前面の4つの辺から88°の角度で下がっており,この側面のスクリーンは前面のスクリーンと一体で,スクロールをしたりすると,側面からつながって文字や絵があがってきます。このような角度でスクリーンを曲げて貼り付けるのは難しいのだそうです。

  なお,全面スクリーンと書かれていますが,デモビデオを見ると,裏面にはカメラなどがあり,スクリーンは無いようです。

  そして,充電は非接触,SIMもeSIMを使っており,SIMトレイを引き出す必要はありません。開口部は無いので,水没しても大丈夫と思います。

  このスマホはコンセプト展示で,商品化されるかどうかは不明です。

2.英国のエジンバラ大学の計算センターEPCCがCerebrasのCS-1を導入

  2021年2月3日のHPCWireがEPCCがCerebrasのウエファ―スケールエンジンを使うCS-1 AIサーバを導入すると報じています。HPEのHPE ApolloとSuperdome FlexサーバとCS-1を導入するとのことです。2021年3月に設置される予定です。

  CerebrasのCS-1は,既に,ローレンスリバモア国立研究所,アルゴンヌ国立研究所,ピッツバーグスパコンセンター,製薬大手のGlaxo Smith Kleinなどに設置されています。

3.TACCがスパコンセンターの仮想ツアーを公開

  2021年2月4日のHPCWireがTACC(Texas Advanced Computing Center)の仮想ツアーの公開を報じています。TACCはFronteraとStampede 2という大きなスパコンを持っています。FronteraはXeon Platinum 8280を使うスパコンで,Top500の9位,Stampede 2はXein PhiとXeon Platinumを使うスパコンで,Top500の25位となっています。

  ここからTACCの仮想ツアーに参加できます。

4.HPEがチッペワフォールズ工場に$22Mを投資

  2021年2月3日のHPCWireが,HPEがウィスコンシン州のチッペワフォールズ工場でのエクサスパコンの製造能力の強化に$22Mの投資を行うと報じています。

  Frontier,Aurora,El CapitanはCray EXスパコンとなるので,ここチッペワフォールズ工場で製造されることになると思われます。これで30人の比較的高給の雇用が生まれるとのことです。

  なお,チッペワフォールズはSeymour Clayが本拠をおいたスパコンの聖地です。


  

  

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